実はエンドウ、留学期間中に語学学校の社長さんから「SNSマーケターとしてウチで働かないか?」とオファーを頂いてました。
めちゃくちゃ悩みました。セブ島に骨埋めるか悩みまくった。(大げさ)
でも結局、そのオファーを蹴って収益ゼロの状態でフリーランスになることを選びました。
そう決断した理由は
- 20代前半で安定を求めるのは愚かだと思ったから。
- この組織では熱狂できないと思ったから。
- 私が組織で働く上で求める3つの要素を満たしていなかったから。
です。詳しく説明していきますね。
- 会社を辞めるか悩んでいる方
- 仕事がつまらないと思っている方
- 転職するか悩んでいる方
- 会社を選ぶ基準が分からない就活生
- 安定サイコー!思考の方
- 将来のために貯金している方
- なんでその決断をしたのか純粋に気になった方
目次
オファーを受けるまでの経緯

インフルエンサーとして「無料」語学留学
私は留学当時、インスタグラムのフォロワーが2万人を超えていたので、インフルエンサーとして無料留学することができました。
インフルエンサー枠は、毎月1名しか採用されません。
そのため注目が集まりやすく、お食事会に誘われることもありました。
食事会で話したインスタ運用法が社長にウケた
食事会には語学学校の社長さんもいらっしゃり、SNS運用について話す機会に恵まれました。
自分なりに、インスタで求められる「パフォーマンス・自分の売り方・他アカウントとの差別化」ついて熱弁したのを覚えています。
それを聞いた社長さんが私にSNSマーケティングの才能があることを見出してくれました。
社長さんから直々にオファーをもらう
そして
「エンドウさんの話には再現性がある。ウチで一緒に働きませんか?」
と、お食事会の最後にオファーを頂いた、という流れです。
オファーを引き受けるつもりだった
当初は、語学学校でマーケティング担当として働くつもりでした。
理由として
- 留学後にする事が決まってなかった
- 精神的・金銭的余裕が生まれる
- 異色の経歴を手に入れられる
と思ったからです。
留学後に何をするか決めていなかった
留学に来たものの、その後にすることが何も決まっていなかったエンドウ。
ワーホリに行くか、日本に帰って転職活動に励むかで悩んでいる最中でした。
なので当時の私は、
と完全に調子に乗っていました。
精神的・金銭的余裕が生まれる
仕事を辞めた時のいちばんの心配事が「金銭面」
「これからどうしよう。歯科衛生士に再就職するつもりはないし、自分は何ができるんだろう。」と考え精神的に病む、の永遠ループでした。
そのため、
と決心。(我ながら軽い)
異色の経歴を手に入れることができる

歯科衛生士→インスタフォロワー2万人→インフルエンサー留学→海外ベンチャーに転職
この経歴、おもしろくないですか?
同じ道を辿ってきた人がいない分、発信活動していく上でも使えると思いました。
そして社長さんが
「これまで多くの方をインフルエンサー枠で受け入れてきたけど、誰にだって声をかけてきた訳じゃない。オファーするのはエンドウさんが初めてです。」
と言ってくださったのが嬉しくて、一度はその語学学校で働くことを決意しました。
しかし、少しモヤモヤする点もありました。
組織に入ることへのモヤモヤ
原因❶モチベーションが保ちづらい
3ヶ月セブ島で暮らしてみて感じたのは、体感時間がとてもゆっくりしていること。
街中を歩けば昼間から寝ている男性、陽気に大声でお話ししているおばさま方。
いい意味で、生き急ぐための外的刺激が少ない環境だと感じました。
「自分のモチベーションを常に高く保っておく努力をしないと、停滞してしまう。」
「1番行動したい時期に、この空気感の中で暮らすのは結構リスキーかもしれない。」
と感じました。
原因❷コンテンツを育てても自分の名前は売れない
これは雇用される上で仕方のないことです。
もちろん、自分の名刺代わりになるようなコンテンツを作ればいい話です。
ですがそのためには、それ相応に大きいプロジェクトを立ち上げ、成功させないといけない。
果たしてそれは可能なのか。
確証はなかったです。
個人のブランディング化が重要なこのご時世。
わざわざ雇用される理由とは、、?と感じ、考えを改め直しました。
オファーを断った3つの理由
20代前半で安定を求めるのは愚か
20代はあらゆることをに手を出し、失敗しまくるための期間だと思ってます。
と言っても、以前の私は「The 安定命女」でした。
安定のために歯科衛生士という国家資格をとり、週休2,5日・残業ナシという好条件下で手取り20万もらってました。
給料のほとんどを貯金に回していたわたし。
そうして、私が心から望んでいた安定を手にして思ったのです。
22歳でお金を貯めることに意味はあるのか?
私は今、誰かを養う責任もないし、親に仕送りをわたす必要もない。
なのになぜ私は、自分が安心するために貯金しているのか。

安心するために貯金する意味が分からなくなったのです。
という声が聞こえてきますが、未来は予測できません。
何が起こるかはその時になってみないとわかりません。
本当にそうでしょうか?
それよりも、起こるかどうかわからないことに頭を悩ませ、自分が今欲しいものを諦めることの方がもったいなくないですか?

今を真剣に生きてれば、未来は生きれます。
「安らかに定まる」と書いて安定と読むのです。
20代で安らかに生きてる場合じゃないですよね。
正しいよりも、楽しい道を。賢いよりも、おもしろい道を選ぼう、と決めました。
熱狂できる仕事内容じゃなかった
そもそも学校が嫌いなので、エンドウが語学学校で働くのは無理ゲーでした。
それに加えて「次に組織に入るとしたら、心から熱狂できるところにしよう」と決めていました。
- 何時間仕事してても飽きない
- 給与が5万でも働ける
- 土日が潰れても不満に思わない
- 仕事について考える事を苦に思わない
- 朝起きて「仕事やだな」と思わない
語学学校をこの条件と照らし合わせてみて分かったのは、
「あ、熱狂できない。」
でした。
組織で働く上で必要な3つの要素を満たしてなかった
私が組織に求める3つの要素は
- 学べる
- チャレンジできる
- 尊敬できるメンターがいる
です。
一つ一つ説明していきますね。
学べる
人に雇用されるメリットとして、お金をもらいながら高度なスキルを学べるという点があります。
私にとって「学び」がいちばんの優先事項なので、いくら待遇・給与が良くても、その環境に学びがなければ選びません。
私が今後学びたいと思っていたのは
- SEO
- SNS運用
- ウェブマーケティング
- 動画編集
でした。
語学学校にもそれぞれの分野に詳しい方はいらっしゃいました。
しかし「言葉では語れるが、形として残せていない」という印象を抱きました。

これは何に対しても言えるのですが「知識がある」だけではダメなのです。
「何を知っているか」よりもその知識を使って「どんな行動を起こし、誰に知られているか」が重要なんです。
自分の知識を使って、自走したことがあるのか。
自走したことによって、誰に褒められ、認められたのか。
もちろん、ここで言っている「誰か」は会社の上司や同僚ではありません。
一流と呼ばれている人、もしくは拡散力のあるインフルエンサーです。
残念ながら語学学校には、自走している(オウンドメディアを運用している)方はいらっしゃいませんでした。
そういった意味でも、「ここではない」という気持ちが固まりました。
チャレンジできる

雇用されるメリットの一つに「自分一人では絶対に不可能なプロジェクトにチャレンジできる」という点があります。
「先が見えない時代」「大変革の時代」などと言われている近頃。
未来予測できないからと言ってチャレンジから逃れ、失敗を恐れていてはなにも成し遂げることはできません。
この世にあるすべてのことは、やってみないと分かりません。
結果を残すにはとにかく打席に立ち続け、バットを振り続けるしかないのです。
要するに、狂う必要があるのです。
狂えるほどに魅力的な仕事内容なのか、と考えた結果、答えはNOでした。
尊敬できるメンターがいる

メンター大事。
メンターの力量で自分のキャリアが決まると言ってもいいくらい大切です。
私がメンターに求めるスキルは
- 論理的に教えてくれる
- 圧倒的な知識量
- どんな質問でも返してくれる
- 気があう
- 新しいことに挑戦させてくれる
です。
結論から言うと、語学学校にはそういった方はいませんでした。
【まとめ】金がない

そんなこんなで、暮らしていくには十分な給料を捨て、収益ゼロのただの女になりました。
今言えることはこれに尽きます。
マジで金がない。
オファーを蹴ってしまったことを少し後悔してしまうくらいに金がない。
この一時帰国期間は、貯まってた楽天ポイントとPayPayポイントで生きてます。(ガチ)
昨日の晩ご飯はPayPayで880円のラーメンを食べました。
美味しかった。
この記事を読んで「エンドウいいじゃん!応援する!」って思ってくださったそこのあなた。
どうかエンドウの今後に投資してください、、
とにかく本を読んでたくさんインプットしたいわたし。
けれどほしい物リストからはKindleがプレゼントできないみたいで(泣)
代わりにamazonギフト券をほしいものに入れましたが、買う予定のものはすべて本です。
購入予定の書籍も公開してるので「エンドウが読む本が知りたい!」っていう物好きな方も覗いてみてください!
ちなみに、オファーを断った翌日に学校を退学しました。
これについては、需要があればまたお話ししようと思います。
それでは!
